槍の立場を見直す
パラディンといえば壁、壁といえばハンマー+大盾。
もはや世間の常識ですね。
しかし世界の裏側では着々と槍の台頭が迫ってきていたのです。
何のこっちゃと思われる方が多いと思いますので、ちょっとハンマーと比較してみたいと思います。
■攻撃力
ここは言わずもがな、両手武器である槍の圧勝ですので数字的な比較はしません。
単体倍率としては群を抜いている狼牙突きの性能もあり、バイキルトをもらえば十分な火力補助として機能します。
(機能させる必要性はまた別の話)
■守備力
盾がなかったらガード率が下がるから壁としてはダメじゃんとお思いの方、それはちょっと違います。
<ガード率比較>
オーガシールド★3 : 7.2%+盾スキル4% = 11.2%
聖王のやり : 4%+ヤリスキル9% = 13%
※邪眼の大盾、聖王の大盾のガード率はオーガシールドと同じです
バージョン2.0からヤリスキルで取得出来る武器ガード率+の合計が6→9に増えているのと、新武器である聖王のやりに付いている武器ガード率4%を合わせることで、なんと素の大盾のガード率を上回っているのです。
当然、錬金やビッグシールドを使えば盾側に軍配が上がりますが、決してガードが疎かになるわけではないということは知っていて欲しいところです。
もちろんパラディンの証もバッチリ発動しますよ。
なお、パラメータとしての守備力が40ほど下がるのは事実です(開き直り)
■重さ
パラディンに求められるのは相撲であって、重さを犠牲にしたら意味がないとお思いの方、それは勘違いです。
<重さ比較>
メガトンハンマー+オーガシールド = 48(ズッシ時96)
聖王のやり = 55(ズッシ時110)
※ハンマー+大盾で現状最も重い組合せです
これまたバージョン2.0(一部1.5)から、両手武器の重さが見直されており、実は槍は全装備の中で最も重い装備となっていたのです。
なんとズッシ込みで14もの差となりました。アツい。
実際、プクリポで聖騎士セット(おもさ錬金35)な自分もハンマー+大盾から槍に持ち替えることでドラゴンガイア押し勝ちラインに到達することができてます!やったね!
■出来ること
さてここまで良さげな情報だけをお伝えしてイメージアップを図りましたが、最後に白状します。
それぞれを持ったときに使える主なとくぎは・・
ハンマー+大盾:
ウェイトブレイク、シールドブレイク、キャンセルショット
ビッグシールド、会心完全ガード
槍:
一閃突き、狼牙突き
そう、槍を持ったからには攻撃せざるを得ないのですね。
これが戦士なら、たいあたり&やいばくだきと併用できて物凄く強そうにも見えるんですが・・
おまけにパラディンが参加するのは大抵魔法構成となるためバイキルトも期待できず、ぶきみなひかりを入れた後は隙を見て一閃突きとかしかないかもしれません!残念!
まとめると出動するチャンスとしては・・
・痛恨の一撃がない敵
・キャンセルショットをしなくてもよい敵
・即死級の呪文・ブレス攻撃がない敵
・・うーん、上記だとガイア・バズズ・ベリアル辺りでしょうか?
ツメ+バイキルトに対して呪文+槍の総火力で対抗する感じですかね。有事にはハンマーに持ち替えて守備的な立ち回りが出来るというのが強みになりそうです。
ハンマーも槍も振れる職業が2つしかなく、しかもその1つはどちらもパラディンという最高に両立しにくい武器ではあるのですが、だからこそ輝ける道があるように思えます。
ガチなパラディンの皆様、ぜひ実践してみてください!