アイドルマスター スターリットシーズン
諸君、私は部隊編成が好きだ
控えのメンバーを時折戦闘に参加させて育てるのが好きだ
たくさんのキャラクターを複数のグループに割り振るのが好きだ
限定的な条件の下で2軍以下のメンバーを選出する時など心がおどる
そんな自分の2021年ゲームオブザイヤーに間違いなく輝くであろうソフトがこれです。アイドルマスター スターリットシーズンです。
そうです趣味丸出しの記事第二弾ですご容赦ください。
疑いようのない神ゲー
アイマスの据え置きゲーは初体験なので過去作がどうなのかはさっぱりなんですが、ひとまず1周した上での感想は「こいつはアイドルプロデュースを題材としたゲームとしての完成度がヤバいな」です。
1人を選んでプロデュースするわけではなくて、例えるなら29人同時進行のW.I.N.G.みたいな感じで。
毎月変わるメンバー構成に頭を悩ませながらも、やっぱり推しアイドルを重点的に、そして時には出遅れたメンバーを戦力へと引き上げるための育成プランを立てる……上述の通り部隊編成が好物の自分にとっては神ゲーと言わざるを得ませんでした。
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— つ (@pboty) 2021年10月16日
というより何よりシャニマス勢が3Dモデルで歌って踊るだけで神じゃないですか??
ステージの配置によって歌唱パートが変わるうたいわけ機能も当然のように完備してるので、1人で送り出したらソロバージョンの楽曲も聴き放題ですよ。神では???
まあそういう意味では、このゲームに推しが選出されなかった人にとっては苦しみが深そうな話ではありますが…
自分は杏と凛世がいたので最初の方は手放しで喜んでましたが、やればやるほど摩美々やちょこ先輩をテレビで見たい気持ちが膨らんできて辛い部分が確かにありました。
でもこういう人達はひっそりと、でもちゃっかりと顔を出してきたりするのでサービス精神はすごいんですよね。
まさか大型DLCとか控えてるのか…?それはそれで怖い…
これは音ゲーなのか?
さて、どうもこのゲームは難しいらしいという評判を聞いて二の足を踏んでいる人向けにアドバイス的なことも書いておきたい。
ライブ中にやることは音楽に合わせて拍子を取るだけで、音ゲーというかほぼリズム天国です。むしろ勝負はライブ前の編成画面で7〜8割は決まっていると言っても過言ではないでしょう。
フルコンしなきゃ到底条件をクリアできない!みたいな状況に陥った時点で既に何かミスを犯している、そんなゲームだったという印象です。
リズムに合わせて各アイドルに対応したボタンを押していくわけですが、要点だけ書くと
- 選んだアイドルがテンション(画面内の%)を消費してアピールする
- その右隣のアイドルのテンションがちょっと上がる
- アピールに使うパラメータ(Vo/Da/Vi)はサークルの色で決まり、時間経過で切り替わる
- ゲージが溜まったら必殺技=ユニゾンアピールを使える。大体ライブ中に2〜3回
- なるべくテンションの溜まったアイドルにユニゾンアピールを使わせると強い
てな感じで、5を理解せずにひたすら全員が順番にアピールしても全然スコアが伸びないのがはっきり言って罠です。
1人のアイドルにテンションを集中させて必殺技をぶっぱするのが基本戦略となります。体験版をやったときはこれが分からずに正直クソだなと思いました。
で、それに加えてサークルの色が変わるタイミングとアイドルの並び順の関連性に気付いた瞬間、ああこれはなんて戦略性の高い遊びなのだろう……と愕然としたのです。
サークルの色はステージごとに変わる順番が決まっていて、特に意識してないと大抵はゲージが溜まった辺りで変化が訪れます。
例えばVo→Da→Viと色が変わるステージの場合はユニゾンアピールがこういうタイミングで使えるようになるということ。
じゃあこれを踏まえてどういう配置にするのかというと…
Vo値の高い3人でDaの高い果穂にテンションを集めて、色が変わるタイミングでユニゾンアピール発動!
そのままDa値の高めな果穂→凛世とテンションを横流ししていき、更に色が変わったところでViの高い貴音でぶっぱ!これです。
この辺が配置の妙で、じゃあVoとViの両振りなアイドルが真ん中にいたら便利だな…とか、Vo一極で育てたアイドルも使い道が出てくるな…とか、育成面でも工夫の余地が生まれるわけですよ。
これはほんの一例ですが、この辺りの仕組みを理解できさえすればステージノルマ自体はそこまで厳しくない印象でした。
まあ確かに詰みやすいとは言われてますがゲームオーバーになったら普通に日付が巻き戻ってプレー継続らしいですよ?
何も恐れることはない!楽しめ!!
プロデューサーになるゲーム
ここで力説しておきたいのはですね、失敗=即ゲームオーバーとなる月末ライブに関しては、そこに至るまでの週末ライブが実質的なリハーサルになってるのが本当にニクいということなんですよ。シナリオやレッスンの進行と共に本番と同条件のライブを数回経ていくことで、
ゲーム内のアイドル達の気持ち的にも、
ゲーム的なパラメータの面でも、
プレーヤーの戦略的な部分にも、
それぞれに確かな成長が見られて、月末の本番ライブが名実共に1ヶ月の集大成となるわけなんですよ。
歌唱メンバーを選出し、ステージ構成を決め、ライブの流れを思い描き、必要なレッスンを計画していく……ああ自分は今まさにアイドルをプロデュースしているのだ…!!と感じられる素晴らしい体験になっているんですよ!
ストーリーも普通にアツいし最後のライブなんてもう絵面だけでちょっと泣きそうになりました。俺が、俺たちが、プロジェクトルミナスだ!!
いやそもそも高品質な3Dモデルで繰り広げられるアイドル達のライブを無限に観ていられる時点でだいぶ神ゲーなんですけどね?
フォトモードとかをいじってるとめちゃくちゃ時間のかかるゲームではあるんですが、2周目にもアツい展開が待っているようなのでトロコン目指してまだまだやります!!
本当にありがとうございました!!!