つです。

業者じゃないよ。

料理の基準値とは

生産系の職人にはどれも基準値というものが存在しますよね。
木工・裁縫は数値が固定で、基準値から±4に入ると黄色枠となります。
鍛冶は黄色枠が広くて目視できる代わりに基準値が毎回変動します。


調理は後者に近く、いわゆる2本目のゲージが黄色枠に該当します。
料理によりますが大抵2本目は30程度の範囲で、その中で基準値が毎回ランダムに設定されています。

基準値かどうかの判断は他の職人とまったく一緒です。
 ・会心が出た際の数字が奇数だった
 ・会心が出た際の数字が本来出るはずの最低値より低かった

更に調理には、2本目のゲージに会心で入ってしまうと、たとえ基準値に届いていなかったとしてもそれ以上焼けなくなってしまうという絶望的な特徴があったりします・・


んで、今回何の話をしたいかというと。

調理の定説、同じ種類の具材は基準値も同じ がどうも怪しいな〜ということに言及したいのです。
例えばフライパン上に野菜が3つあったとして、1つを会心で固定させることができたら残り2つも同じ数値で止めれば大成功になるはず!という理論です。

藁にもすがりたい調理職人たちの数少ない拠り所なのですが、長いこと調理をしていると反例がいくつか見つかるものでして・・


反例02

例えばこれ。
中央のバンズ2つはどちらも固定されていますが微妙にズレてますね。
これ、ちゃんとどちらも奇数会心を引いてるんですよ・・


反例01

そしてもっと露骨なのがこれ。
下の麺2つが固定されていますが、右のあまり焼けていない麺は会心で奇数を引いたものなので確定です。
中央のかなり焼けてる麺はなんとひっさつを引いたのでこれまた確定。


あまり認めたくなかったところではあるのですが、
同じ具材でも基準値は毎回違う が真実なのかなと・・

具材ごとの違いはゲージ1本分の合計値だけなのであまり気にすることではないかもですね。
とにかく1つ会心で固定できても、集中力が余っている限りねらい焼きはガンガン使っていった方が良さそうです!